Play for all

インクルーシブなあそび場のインスピレーション

遊園地の車椅子回転木馬で遊ぶ子供たち

インクルーシブなあそび場とは

インクルーシブなあそび場の基本は、ユニバーサルデザインです。ユニバーサルデザインの原則に基づいて作られたあそび場は、障がいの有無や能力の違いに関わらず誰でも利用することができます。身体的な障がいを抱える子どもたちだけではなく、発達障害など認知機能障害を抱える子どもたちにも配慮されています。遊具の構造や機能は細部まで作り込まれ、可能な限りバリアフリー仕様になっています。

このようなあそび場づくりは、地域社会をより健全で豊かなものにします。あそび場は多様性を受け入れる地域社会の中心となり、地域社会全体に大きな価値をもたらします。

インクルーシブなあそび場

インクルーシブなあそび場の例

世界の事例を紹介します。

Acorn Park SEN School アコーン特別支援学校

自閉症スペクトラム(ASD)を抱え、地元の学校に通うには厳しいと判断された子どもたちが通っています。

Buccaneer Bay, Central Park バッカニアベイ・セントラルパーク

英国ダートフォード市のセントラルパークは、さまざまな障害を持つ子どもたちたちのニーズにも応えられる公園です。

Timmeler Meer Recreation Centre レクリエーションセンター

ドイツのAktion Mensch財団とP&G社、REWE社の3つの企業・団体によって運営されている50のインクルーシブ・プレイグラウンドのひとつです。

デンマーク Egernvejのあそび場

Acorn Park SEN School アコーンパーク特別支援学校

アメリカ Andersonプレイグラウンド

無料カタログ

Play For All ーみんなのためのあそび場ー

  • インクルーシブなあそび場のデザイン原則

  • インクルーシブ・デザインのチェックリスト

  • 世界の事例

  • インクルーシブな遊具のご紹介など

「インクルーシブなあそび場づくり」に必要な情報が掲載されています。

デジタルカタログは無料でダウンロードして閲覧することができます。

インクルーシブなあそび場

子どもたちが安心して遊ぶことができる公園などのあそび場は、現代社会のインフラのひとつです。そのようなあそび場を作る際には、障がいのある子どもを含め、多様な子どもたちのニーズに配慮する必要があります。子どもたち一人ひとりが歓迎されている、自分もあそび場の仲間の一人だと感じられるあそび場であることが何よりも大切です。

では、どのような遊具を選び、どのようにあそび場を設計すればよいのでしょうか。あそび場の設計は、利用者の安全性を確保し、安全基準を満たしていることが最優先です。次に、あそび場の利用者である子どもたちやその家族の多様性を考慮し、幅広いニーズに応えられるように、いろいろなタイプのあそびが経験できる遊具を選び、設計を施します。

あそび場づくり

インクルーシブなあそび場をデザインする

children playing on an inclusive accessible ADA playground

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事例とインスピレーション