リバーサイド中学校

米国インディアナ州のリバーサイド中学校には、子どもたちがスポーツをしたり体を動かしたりする場所は十分にありましたが、多様な子どもたちの交流を促すようなあそび場はありませんでした。

そこでリバーサイド中学校は、だれもが利用できるインクルーシブなあそび場づくりに取り組み、ユニバーサルデザインに基づいて遊具を設計するだけでなく、感覚遊びなどのさまざまな遊びの選択肢を提供するコンパンに依頼し、あそび場を刷新することにしました。

新しいあそび場では、障がいを持つ子どもたちや特別な支援が必要な子どもたちも一緒に遊んでいます。だれでも利用でき、みんなが遊べる環境は子どもたちが新しいあそびを試すきっかけにもなります。

このあそび場は、だれもが楽しめるようにいくつかのユニークな遊具で構成されています。たとえば、スーパーノバは、回転する傾斜リングに立ったり座ったりしてバランスをとりながら遊べる遊具です。複数の子どもたちが同時に遊べるため、グループでのあそびや友情を育むのに最適です。

木製スイングは子どもたちの間で大人気です。三種類の異なるタイプのブランコが組み合わさっているため、たとえ一人でブランコに乗っていても、他の子どもたちと一緒に楽しんでいる気分になります。ブランコは、子どもたちのアクションABC（機敏さ、バランス、協調性）や空間認識力を高めてくれます。

障害物コースの遊具は、バランス感覚と協調性を鍛えるのに最適で、体を使って遊んだあとは授業にも集中しやすくなります。