Design a successful school playground

学校・教育機関向け

Pupils running out on a playground during recess

学校のあそび場

学校や教育機関に設置する遊具は、利用者である子どもたちの年齢に合ったものを選びます。年齢にあった遊具は、あそびから得られる満足感が高く、あそび場で過ごした後の授業や学習全般に良い影響を与えます。

さらに、子どもたちの心身の成長に必要なあそびは何かを考えることが必要です。しっかりと遊具を選び、あそび場のプランニングをすることによって、子どもたちが集まる魅力的な校庭を作ることができます。

School playground with children swinging on a five way swing

校庭のあそび場を企画する

遊具は子どもたちの運動や他者との交流を促進し、豊かなあそびを創造する大きな可能性を秘めています。さまざまな学校・教育機関に適した遊具やあそび場をつくるために、あそびの最新研究に基づいて、小学校、中学校・高校、特別支援学校の3つに分類に分け、推奨するあそび場ソリューションを紹介します。

学齢期の子どもたちは走ったり、登ったり、バランスをとったりといった基本的な運動能力を身につけ、大体どんなことでも習得できるように見えます。数多くの異なる能力から、どのようなスキルを育成すべきかを考え、それを叶えるあそび環境を用意することが大切です。

1. 小学校向け

小学生になると、子どもたちはより多くのこと理解するようになります。私たちの遊具は、健全な競争や集団遊び、子どもの身体的成長をサポートすることができます。

木製の登山道で遊ぶ小学生

木製遊具

木製の遊具を選択すれば、子どもたちに自然の素材に触れる機会を与えます。特に、都市環境では、最適な方法です。木製の複合遊具とクライミング・コースを組み合わせれば、子どもたちはスピードとバランス感覚を養うことができます。

小学校の遊具でチューブに座る女子児童

複合遊具

小学校の校庭には、タワー遊具を選びましょう。タワー遊具は挑戦し甲斐があり、児童の発達段階に適したあそびを提供します。クリフ・ライダーのようなスリリングなあそびは、学齢期(6歳以上)の子どもたちにとって魅力的です。

複合遊具では様々なあそびができ、年齢に応じた発育を促すことができます。身体能力や、認知能力、社会情動性スキル、創造性などの向上に効果が期待できます。

クライミングと知能の発達

学校の校庭を安全でエネルギッシュなあそび場にする方法のひとつは、クライミング遊具を取り入れることです。クライミング遊具を加えることで、全身を使う総合的な運動を可能にします。モンキークライミングやダイナミッククライミングなどの遊具は人気があり、学校の休み時間をより活動的にすることができます。クライミング(「のぼる」という運動)は、子どもたちにとって楽しいあそびというだけではなく、筋力や運動能力、認知能力の向上によい効果をもたらすことが分かっています。

2. 中学校・高校向け

中学生になると、チームプレーやスポーツ、トレーニングから大きな恩恵を受けるようになります。

中学校用のクライミングドームで遊ぶ子供たち。

クライミング遊具

GALAXYやBLOQXのようなデザイン性の高いのクライミング遊具を選びましょう。これらの遊具は、中学生や高校生が過ごせるスペースをあそび場の中に作ることができます。クライミングは、子どもたちの運動能力のABC(Agility - 敏捷性、Balance - バランス、Coordination - コーディネーション能力)を向上させます。これらの運動能力は、日常の動作だけでなく、集中して学習や座っての作業に取り組むのにも良い効果をもたらします。

マルチスポーツコートでサッカーをする中学生の子供たち

多目的球技エリア(MUGA)

中学生・高校生が利用する運動場には、MUGA(多目的球技エリア)が欠かせません。ボール遊びができるスペースで体を動かし、学生たちは休み時間を楽しく過ごすことができます。MUGAで楽しみながらアクティブに時間を過ごすことを身につけます。

プレティーン

プレ・ティーン(日本の小学校高学年相当)たちが体を動かしたいと思うあそび場づくりには、いくつかのコツがあります。例えば、小さな子どもたちが遊ぶエリアとは別のエリアを設けることは有効です。プレ・ティーンの子どもたちの運動意欲を高めるあそび場の研究については、ホワイトペーパーをお読みください。ホワイトペーパー『プレ・ティーンもあそび場が大好き』

3. 特別支援学校

障がいの有無に関わらず、幅広い年齢層の子どもたちが楽しめるあそび場作りを叶えます。

スロープを使って遊び場にアクセスする少年。

1.アクセシビリティ:誰もが来れるあそび場

まずは、学校の校庭とその周辺エリアを、誰でも行き来しやすい場所にすることから始めましょう。交通機関の利用は可能か、学校のトイレはアクセスしやすいか(段差がなく、スロープなどを利用してアクセスできるか)、あそび場への通路は適切な幅が確保されているかなどについて、配慮が必要です。さまざまな子どもたちが遊び、交流する場所を作るには、誰もが安全に遊具にアクセスできることが必要です。

ブランコで遊ぶ少年少女

2. インクルーシブ:みんなが快適に過ごせる場所

次に、障がいのある子どもたちや感覚が敏感な子どもたちが、あそび場で快適に過ごせるようにしましょう。あそび場には、他の子どもたちと交流しながら一緒に積極的に遊ぶ場所と、休憩する場所の両方が必要です。付き添いの大人たちが過ごす場所にも配慮が必要です。暑さを和らげるために日陰を作り、ベンチやテーブルを設置し、あそび場全体が見渡せるレイアウトにすることが、インクルーシブなあそび場には必要です。

3. ユーザビリティ:みんなが遊べるあそび場

身体に障がいがあり移動に困難を抱える人たちが、あそび場内を移動し、遊具に手が届くようにしましょう。ゆとりのあるスペースを確保し、様々な障害のある子どもが遊べる遊具を選びます。遊具は四方どこからでも遊べるものが適切です。高さのある遊具にはスロープでアクセスできるようにし、遊具の表面には滑らない素材であることを確認します。

校庭のあそび場づくり・遊具

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Sketch of Schoolyard

学校・教育機関のあそび場作り

新しいアイデアで、あそび場に命を吹き込むことほどワクワクすることはありません。校庭のあそび場をゼロから作る場合も、古くなった遊具の一部を入れ替える場合も、コンパンにご相談ください。あそび場の一般的な企画方法を、チェックリストにまとめました。あそび場づくりのヒントとコツをご紹介しています。

コンパンのあそび場作り

まずはウェブサイトのお問い合わせフォームを使って、ご連絡をください。 ヒアリングを通じてお客さまのご要望をお伺いし、最高のあそび場作りをご提案をいたします。

あそび場企画のご提案の際に、最初のデザイン案(スケッチ)をお渡しします。スケッチをもとに、お客さまのアイデアをより具体的にすることができます。

デザインが決まれば、必要な基礎工事を行い、遊具を設置します。安全で魅力的なあそび場の出来上がりです。遊具のメンテナンス(点検・アフターサービス)についてもご提案させていただき、遊具を安全に使い続けられるようにサポートいたします。

安全性は私たちの最優先事項です。コンパンとコンパンのパートナー企業は、各国・各地域の安全基準守り、子どもたちが安全に楽しく遊べる環境を提供しています。

学校・教育機関のあそび場作り

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