カピタンスクエア（フランス）

パリのラテン地区は、2000年もの歴史を持つローマ時代の円形劇場がある美しい公園が自慢の歴史的なエリアです。この特別な場所で家族がのんびりと過ごせる空間をつくるため、パリ市は古代建築の魅力を生かしながら、それをさらに引き立てるテーマのあそび場をつくることにしました。

こうして誕生したあそび場は、周りの風景と調和したデザインが特徴です。自然を感じさせる色使いやユニークな遊具が、子どもたちを古代ローマの世界へと誘います。歴史の趣を楽しみながら、家族みんなで遊べる素敵な場所になっています。

このあそび場では、子どもたちの年齢に合わせた多彩なあそびが楽しめます。未就学児には、探検心をくすぐるプレイタワーが人気です。地面にはプレイパネルがあり、原因と結果のつながりを学んだり、ミュージックパネルで音を楽しんだりすることができます。Uネットで、バランスを取りながら体を動かすことで自然と運動能力が高まります。すべり台やファイヤーマンズポールを使えば、スリル満点の降り方が体験できます。

年齢の高い子どもたちにはスパイダーネットが大人気です。登ったり、揺れたり、すべったりと、思い切り体を動かすことができます。広々としたネットは友だちと一緒に遊ぶのにもぴったりで、協力しながら遊ぶことで自然と社会性が育まれます。

さらに、クライミングロックでは登り方の工夫が求められます。異なるグリップやパネルを使いながら登ることで、筋力や体全体のコーディネーション力が鍛えられます。

このあそび場には、子どもたちが飽きることなく夢中になれる要素がいっぱいです。遊びながら学び、体を動かす楽しさが広がります。