Providenceアドベンチャープレイグラウンド

サウスリプリーのProvidenceの開発で、ランドスケープアーキテクトは何か特別で独創的なものをつくりたいと考えました。そこで、デザインの方向性に合い、オーストラリアの人々のDNAに刻まれたツリーハウスにもマッチするようなあそび場を目指し、コンパンの“building blocks”を採用。コンパンデザインスタジオとも連携し、デザインを完成させました。

壮大なアドベンチャープレイグラウンドは地域のランドマークとなり、Providenceを訪れた人々はWOWと感嘆の声をあげています。そして、天気の良い日には、1000人近い小さな冒険家たちがあそび場を探索している姿を見ることができます。

高い場所にあるスカイウォークは、スリルを求める子どもたちをあそびの世界へと導きます。ロープでできた橋は、足元が透けて見えるため高さを実感でき、揺れる構造がスリルを加えます。ツリーハウスの一つでは、三つの入口が子どもたちを出迎えます。スペースネットの方へ進むと、空間認知やバランス感覚といった重要な運動能力や、勇気や自己制御などの社会情緒スキルが鍛えられるチャレンジが待っています。頂上までがんばって登った子どもたちには、下まで一気にすべり降りることのできるすべり台がご褒美です。もっとスリルを感じたい子どもにはフライングボックスもあります。楽しいだけでなく、順番を待つことや協力といった大切な社会情緒スキルも教えてくれます。